離職防止

バウンダリー(境界線)

対人援助職が共依存だと何が悪いの?燃え尽き、虐待、人手不足…知らなきゃまずい共依存のリスクとは。

「セミナーを受けて、私は利用者に対しても家族に対しても共依存傾向にあることがよくわかりました。もっと早く知っておきたいことでした」研修でバウンダリー(境界線)の講義を行うと、受講者の方からこのような感想を頻繁に伺います。私は専門学校に通い精...
事件・事故の解説

対人援助職はなぜ虐待に走るのか ~援助職の「熱意」が「怒り」に変わる時~

静岡県裾野市さくら保育園で起きた保育士3人による一歳児への虐待事件を皮切りに、全国の保育園や障害者施設、精神科病院などでの虐待が、日々相次いで報道されています。 静岡県裾野市さくら保育園虐待事件の詳細は以下のページで確認できます。 また、介...
クレーマー・暴力被害

カスハラ・暴力被害を仕事の一部にしてしまう職場の特徴とは。

福祉施設や医療などの対人援助の現場で起きるカスハラ・暴力被害が深刻化していますが、被害がなくならない一つの根深い要因として、「この仕事をしていればこれくらい当たり前だ」という考えを援助職側が持っていることが挙げられます。実際に、被害を受けた...
クレーマー・暴力被害

「ケース対応」と「職場の安全衛生の問題」を混同すると、暴力被害が倍増する!

「カスタマーハラスメント」という言葉が多く聞かれるようになりました。この一年の私の講師の仕事を振り返ってみても、「クレーマー対応」をテーマにした依頼がとても多く、人手不足の対人援助職の職場にとって、今後はカスタマーハラスメント対策の充実が従...
事件・事故の解説

京都府向日市のケースワーカーと生活保護受給者による死体遺棄事件はなぜ起きたのか。「過酷な職場環境と事件の関係性」を紐解く。

2019年6月、京都の向日市で、生活保護ケースワーカーが生活保護受給者と共に死体を遺棄するという衝撃的な事件が起きました。この事件について、複数の援助職の方から「ブログに書いてほしい」というお話をいただきましたので、「生活保護ケースワーカー...
事件・事故の解説

鳥取県養護学校の看護師一斉退職はなぜ起きたのか。安全な職場に欠かせない「3つの機能」から学ぶ、援助職の現場で起きる一斉退職の構造とは。

昨今、全国の保育園で保育士の一斉退職のニュースを多く目にするようになりました。実際、対人援助職にとって一斉退職や大量退職はとても身近であり、 〇〇クリニックって、この1年でほとんどスタッフが変わったらしいよ といったような話を耳にすることは...
事件・事故の解説

徹底解説!神戸市の教員間いじめ問題。「暴力が蔓延し崩壊する職場」の人間関係の構造と特徴とは。

今回は、神戸市の東須磨小学校で起きた4人の教員による同僚いじめの問題を「暴力が蔓延する組織の構造」を切り口に解説していきます。2019年10月、神戸市の公立小学校で、先輩教員が20代の男性教員に極めてひどい内容の暴言・暴行・器物破損・セクハ...
離職防止

あなたの職場ですぐに新人が孤立するのは、「職場の小さな当たり前」を教えないから!

介護や福祉施設など、対人援助の職場にとって「人手不足」は常につきまとう非常に深刻な問題です。 せっかく新人が入ったと思ったら、半年も経たないうちに辞めてしまいました。 いくら人を入れても、退職する人の数が勝つんですよ。だから常に人員はマイナ...